パンネ・ファティア


昔 君が言ってた場所
他の事は良く知らない
今は口を閉じて
膝を抱え朝を待つばかり

星がくらくら眩暈して
まわるまわる メリーゴーランド
行き場のないココロ達が
奏で出したミュージック

写世のパンネ・ファティア
哀しみをそっと閉じて
泉の窓に煌めくパノラマ
迷子の流星にも出会える気がする夜
どうして? 僕は 僕は
こんなに胸がぎゅっと
締め付けられるの?


飴玉で染めたオーロラ
東の涯 昇る星に
手が届きそうだよ
君はもうここには居ないのに

佇むだけのスケアクロウ
ホントの事は忘れて良いよ
スズメが種を啄んで
出来た涙の海

既視感とパンネ・ファティア
君の記憶は途絶え
破れた本のページを拾えば
「サヨナラ」を口ずさむ 星被りの古代樹
溢れた 愛と 哀に
溺れた僕をいつか思い出してよね


似せ物のパンネ・ファティア
僕はひとり微睡む
触れる事さえ叶わぬ『楽園』
泡沫に君の影 懐かしい残像に
光が落ちて 溶けて
流れて 今日も嘘が
繰り返し響く


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むかし きみがいってたばしょ
ほかのことはよくしらない
いまはくちをとじて
ひざをかかえあさをまつばかり

ほしがくらくらめまいして
まわるまわる めりーごーらんど
いきばのないこころたちが
かなでだしたみゅーじっく

うつしよのぱんねふぁてぃあ
かなしみをそっととじて
いずみのまどにきらめくぱのらま
まいごのりゅうせいにもであえるきがするよる
どうして ぼくは ぼくは
こんなにむねがぎゅっと
しめつけられるの


あめだまでそめたおーろら
ひがしのはて のぼるほしに
てがとどきそうだよ
きみはもうここにはいないのに

たたずむだけのすけあくろう
ほんとのことはわすれていいよ
すずめがたねをついばんで
できたなみだのうみ

きしかんとぱんねふぁてぃあ
きみのきおくはとだえ
やぶれたほんのぺーじをひろえば
さよならをくちずさむ ほしかぶりのこだいじゅ
あふれた あいと あいに
おぼれたぼくをいつかおもいだしてよね


にせもののぱんねふぁてぃあ
ぼくはひとりまどろむ
ふれることさえかなわぬ らくえん
うたかたにきみのかげ なつかしいざんぞうに
ひかりがおちて とけて
ながれて きょうもうそが
くりかえしひびく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

パンネ・ファティア

Ryunさんの タイトル 歌詞募集 への応募作です。

http://piapro.jp/t/3NSA

@歌詞について
パンネ・ファティアは造語です。
「君」が語った空想上の国の名前という設定にしています。
ファンタジーな雰囲気を目指してみました。
若干ダークファンタジー寄りかもですが(^^;)

閲覧数:337

投稿日:2016/10/24 19:14:43

文字数:992文字

カテゴリ:歌詞

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