意地悪な空が滲んで
きみが見えなくなって
眠る気にもなれなくて
乾いた音で揺れる風鈴

夏を覚えていたいようで
瞼にうつして切り取ってた

好きと嫌いとその間で
揺れて揺れて浮かんでいたの
掴めたものはなんにもなくて
触れて触れて消えていった

悪戯に恋が溢れて
ぼくは溺れてしまうようで
笑うきみに届かないの
甘えた熱と声に怯えた

夏を忘れてみたいようで
水面に浮かべて繋いでいた

好きと嫌いとその間で
そっとふたり手を繋いだ
大事なものはなんにもなくて
増えて増えて持ち切れないの

好きと嫌いとその間で
ぎゅっとぎゅっと手を繋いだ
大事なものはなんにもなくて
触れて触れて待ちきれないの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏の輪郭

夏の残りもあと少し。

閲覧数:673

投稿日:2016/09/19 20:59:45

文字数:298文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • 鬼の和平

    鬼の和平

    使わせてもらいました

    こんにちは。

    なんとなく哀愁感が漂う曲を作ってみたいと思っていた時に
    こちらの歌詞を見かけ、雰囲気が合いそうだったので使わせてもらいました。
    ありがとうございました。

    2016/12/05 01:34:31

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