【A】
あのアニメがあんな漫画が
そんなフィクションの世界達が
偽物作り物と軽視されて
次々と淘汰される

細菌の如く、汚物の如く
あんなものには触れるなと
魔女狩りの如く、消毒の如く
燃えるゴミに出され消えるのだ

【B】
「うそはよくないことなのです」
そう、知ってはいるさ
ちゃんと分かってる 心得てるよ
でも頭出してそして晒して冷ましてさ

「ほら、見て御覧!」

【サビ】
嘘吐きを糾弾する者の
その、その荒んだ双眸
拠った正義と殺意を秘めた
それはさながら、獣の様

炎天下で日傘差すみたいに
嘘、嘘、嘘を翳していきたいんだ!
激しいだけの現実に
目を、体を、焼かれないように。

【A】
この励ましやこんな慰めや
どんな優しい言葉だって
偽善綺麗事と言われて
易々と足蹴にされる

賢者の如く、聖人の如く
あんたの言葉は間違っていると
断罪の如く、説法の如く
不平不満浴びせられる

【B】
「しょうじきなことはすてきです」
もう、知ってはいるさ
全然忘れてない 覚えているよ
でも今ちょっと待って黙って座ってさ

「ああ、聞いて御覧!」

【サビ】
真実を述べようと息巻く者の
その、その汚れた言葉
酔った自己愛と啓蒙込めた
それはさながら、狂人の様

使い捨てマスクを使うみたいに
嘘、嘘、嘘を身に着けていたいんだ!
濁ってばかりの現実に
喉を、肺を、壊されないように。

【ラップ()】
真偽審議してる位なら
虚構主義者といざ
「Let's sing it !」
摩訶不思議心理?
シビアな審美眼は塞ぎ
今ここで皆、そうだ
「Let's swing it !」

【B改変】
「ねえ、歌って御覧!」

【サビ】
虚構を愛して嘯く者の
この、この幸福な歌
寄って来ないの誰一人も
これじゃ私が、ゴミクズの様?

キャラメルパフェ頬張るみたいに
嘘、嘘、嘘を貪っていたいんだ!
辛くて苦い現実に
舌を、臓腑を、麻痺させないように。

【サビ改変】
「声を、心を、殺されないように!!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Liealist

『Liealist』(ライアリスト)⇔『Realist』(リアリスト)
1.事実ではないことを事実らしくつくり上げる人物。虚構主義者。虚構家。
2. 芸術上、空想主義の立場に立つ人。空想主義者。
3.哲学で、非実在論者。また、非実念論者。
4.私がふと思いついただけの架空の用語。造語。

『嘘のみを美徳とする者が醜く愚かしく見えるように、真実のみを美徳とする者もまた、同様に悍ましく阿保らしく見えるものである。』

またなんとなく書きました。嘘と本当、どちらかといえば噓の方が好きで、日々日々楽しい嘘に浸かっております。よろしくお願いします。

閲覧数:115

投稿日:2017/05/10 00:14:25

文字数:850文字

カテゴリ:歌詞

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