ココロ乱すなら朝を濁して
誰もいなかったみたいにして

キミが望むなら星も喰らった
いつか夜になるその日まで

「ね?」

癒えたのは最初まで
熄えるなら最初まで

雑ぜるなら最後まで
喰らうなら最後まで

星になりたいキミと 虹になるボクで
嫉み合っては雨に雑ざった
声を嗄らしてふたり 待ち疲れた夜
眠れないまま藍に凭れた

羽もないのに浮かれた夢観て、遊ぶ。


ココロ均すなら声に蓋して
全部分かったような顔して

キミが強請るから色も喰らった
いつか灰になるその日まで

「ね?」

食えなくて最初から
触れたくて最初から

言えなかった。最期まで。

星になりたいキミと 虹になるボクで
絡み合っては雨に雑ざった
声を絶やした昨日 辿り着いた夜
眠らないまま星を殺した

羽はあるのに翔べない振りして、沈む。


可哀想でしょう。
可哀想でしょう。
ボクを見限るキミも、
キミを見縊るボクも。

これからどうしよう。
これからどうしよう。
ボクに愛してって言おう?
キミに愛してって言おう。
何も変わらなくても。

それからどうしよう。


星に降り立つキミと 溶けて熄えたボクで
貶し合っては雨に雑ざった

目映さで殺し合う 灰のような街で
啀み合ったら、サヨナラ。
見間違えてしまうの、誰もいない朝、
眠れないまま星に凭れた。

羽もないのに、
浮かれた夢を観た。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

星喰い

「羽もないのに浮かれた夢で、キミと遊び合いたかった」


何も言えなかったお話。

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投稿日:2018/02/20 22:06:49

文字数:590文字

カテゴリ:歌詞

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