『カラッポイズン』


退職を承認　勧告を受けたエリートが
皿まで喰っておっ死んだ
浅学はある意味　天才が育つ為のコツ
たちまち煽て祭り上げ

口紅引いて　パンプス鳴らして　満足かい
犬猫のよう　盛りに盛って　馬鹿にしたい
本当はどっちになりたかった？

溢れ出した水は何処へ行く
滲んだのは空っぽのお涙頂戴
もういいよ　何も言わずに
ちょっとそこから飛んでみせて　嗚呼...


免職で昇任　万歳叫ぶ破落戸が
眠気覚ましで下手こいた
完成はどうにも凡才を作るだけのムダ
転がるただの落とし合い

ラインを決めて　あっちとこっちとふらついて
華を気取れば角しか立たない　真似事か
一体何回消せばいいと

喰らい尽くす骨は誰のもの
軽んじてた残念の行方を教えて
これきりにしたいのならば
いっそ構わずしがみついて　嗚呼...


忸怩たる　忸怩たる　軸　辞する　忸怩たる　軸がなく
カラカラに乾いた喉の奥
暗渠たる　暗渠たる　暗記する　暗渠たる　安易たる
定めても結局　井の中に

“此処”には何も無い


喰らい尽くす骨は誰のもの
いっそ構わずしがみついて
これきりにしたいのならば
軽んじてた残念の行方を教えて　嗚呼...

溢れ出した水は何処へ行く
滲んだのは空っぽのお涙頂戴
もういいよ　何も言わずに
ちょっとそこから飛んでみせて
嗚呼...