ふたり同じビジョンなんて
なかったの それでもよかった
大好きだった

光と雨の洪水
去年のあの日を思い出す
でも君は

雨の中打ちあがる花火
どこか暴力的で
終焉を迎えるまで
存在証明のよう
輝いていた

夏と香水の香り
幸せそうなカップルたち
鼻緒も切れて
追いかけることもかなわず
君はどこかへと消えていったんだ

花火が頬の水滴
ひとつでも照らしていたら
その肩もたれ
優しく頬を撫でて
そして・・・わたしはどうしたかったんだろう

一体何ができたんだろう
もう終わってた 恋に
あの日撮った写真も
思い出になってしまう
捨てちゃおうかな

そのフォルダには「最後のデート」なんて
名前すらつけてあげられなくって
甘美で幸せなら 幾らでも呼んであげられたのに

今年も夏がきて 花火は上がって
でも近くで見る勇気がないよ
まだ傷つくことが
できるほど強くないから

花火の音 聞こえてくる
今年も幾千の幸せが
打ちあがっていくのだろう
君の夢を見たよ あの日と同じ
(君はどこかへと消えていったんだ)


----ひらがな----

ふたりおなじびじょんなんて
なかったの それでもよかった
だいすきだった

ひかりとあめのこうずい
きょねんのあのひをおもいだす
でもきみは

あめのなかうちあがるは
なび
どこかぼうりょくてきで
しゅうえんをむかえるまで
そんざいしょうめいのよう
かがやいていた

なつとこうすいのかおり
しあわせそうなかっぷるたち
はなおもきれて
おいかけることもかなわず
きみはどこかへときえていったんだ


はなびがほおのすいてき
ひとつでもてらしていたら
そのかたもたれ
やさしくほおをなでて
そして、わたしは… どうしたかったんだろう 

いったいなにができたんだろう
もうおわってた こいに
あのひとったしゃしんも
おもいでになってしまう
すてちゃおうかな

そのフォルダには「さいごの
デート」なんてなまえすら
つけてあげられなくって
かんびでしあわせなら
いくらでもよんであげられたのに

ことしもなつはきてはなびはあがって
でもちかくでみるゆうきがないよ
まだきずつくこ
とが
できるほどつよくないから

はなびのおときこえてくる
ことしもいくせんのしあわせが
うちあがっていくのだろう
きみのゆめをみた あのひとおなじ
(きみはどこかへときえていったんだ)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

乱反射

自分の体験のようでそうでない悲しみ。()のほうはもうきこえないです。

閲覧数:249

投稿日:2017/09/01 16:25:45

文字数:1,002文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • photaena

    photaena

    使わせてもらいました

    遅くなってしまいましたが、歌わせてみました。ご意見ご感想などございましたら何なりと。

    2017/09/06 21:36:30

    • ほほほ

      ほほほ

      ありがとうございます!!
      素敵な曲に歌詞を載せていただけて幸せです!
      またよろしくお願いします。

      2017/09/06 22:32:39

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