「死にたい」　
それが口癖になったのは　いつからだっけな
死にたい訳じゃないのに　勝手に出てくるんだ

　

言葉とは　不思議なもんで
見つかると言えば　見つかって
消えたと思えば　消えてしまうのです

そんな天罰がくだったのかな
目が覚めたら　死神のいうやつがいたわけで
「死にたいというのだから迎えにきたぞ」

言霊に乗り　伝えられく
僕の思いは　淡く柔らかく
雪が心のなかに　積もって
冷たくなるのです

思いとは　不思議なもんで
勝つと言えば　逆転当たり前
無理と思えば　発展なしなのです

口癖を天道さまが怒ったのかな
気づいたばっか　もう少し待ってよ
「クリクマスに伝えたいから」

言の葉が吹き　紡がれてく
僕の思いは　淡く脆く
赤い気持ちが　積もって
熱く焦がれるのです

恋とは　不思議なもんで
叶うと願うと　実るもんで
不安に思うと　失恋するもんなのです

死神さんもう少しだけ待つかな？
まだ告げてない　蘇ったの
「この気持ちを知ってほしいの」

「死にたい」のは　照れ隠し
死にたくはないんだよ　
それすらも　許してはくれない
死神さん　聖夜だから　帰りましょ
天使さま　聖夜ですよ　現れましょ
お願いです　もう　そんなこと言わないから　

　

「好き」って　知ってほしいの

言霊に乗り　伝えられく
僕の思いは　淡く柔らかく
雪が心のなかに　積もって
体温増してく

僕の気持ちは　脆く溶けてく
静かに　埋もれてく
熱い願いが　降り積もり
焦がれるのです