ステトスコープ




用が無いなら帰りなさい あなたの元いたお腹へ
塔の頂上に辿り着いて気づいた この国は白紙の絵本

鋲の痕を探す日課 覗いてるだけで幸せ
生き長らえれば自ずとマーブル 小火を蹴った頭を起こして

明け暮れたよ 夢を被る
明け暮れよう 夢を齧る
そんな日を繰り返したは良いが 振り返っても足跡は見えないさ

話し疲れて閉ざした内に 気づけばそこは夜の底
肺に溜まった油が抜けて 後に残るは君の嘘



ライプツィヒで会いましょう 花飾りを拵えて
嫌なことばかり考えることが 好きというわけではないんだ

ファストベル 雨続き 傘を差さなきゃ指刺さる
愛を伝えるべく差し伸べた 両の手は綺麗とは言えない

やたらと騒ぐ剥製を売って 作った金は腹の中
シンと積もった暗闇を抜けて 祝福された夜明けは寒い 何故



用が無いのかもしれないな

狙い済ました予感を過ごし 気づけばここは繭の中
絡め取られた間違いをぬって 壁に跳ねるは君の嘘

途方も無いような白紙を広げ 僕が描いてた君の嘘
もたれかかった柱を捨てて 後に残るは僕の嘘

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ステトスコープ歌詞

閲覧数:451

投稿日:2011/10/26 22:51:25

文字数:474文字

カテゴリ:歌詞

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