「心の中に溜めこんだ言葉は今日も言えずに。
 想いだけが積もってく、重みだけ増して、沈む。
 なんて言葉かも忘れかけて、もう一度掬い上げて。
 思い出して沈め直し、大切さだけを噛み締める。
 いつかは君に届けるから。言葉は今も言わずに。
 今日が今日も終わってく、見飽きた夕日が沈む。
 言葉も一緒に沈められたら、どんな意味かすら忘れられたら。
 舌を離れ空気に触れ、そのまま溶けてくれたら。」

そんな戯言で自分を欺いてるの。

言えない言葉を今、飲み物に混ぜて。
君の好きなオレンジ色に染め、飲み干してみるよ。
ほのかに残る苦味が僕の喉を少し刺してく。

喉を刺す棘が胸に落ちて、ゆっくり心に刺さる。
意味もなく涙をこぼす、言えない言葉の代わり。
涙で想いを棄てられるなら、此の身枯れるまで泣いてやるのに。
棘が今も残ってるの、このまま痛みで死ねたら。

白い制服にオレンジが沁みてく。

零れた涙が今、飲み物に落ちて。
君の好きなオレンジ色に消え、味を変えてくよ。
小さく落ちた涙が僕の喉を少し潤す。

言えない言葉を今、飲み物に混ぜて。
君の好きなオレンジ色に染め、飲み干してみるよ。
ほのかに残る苦味が僕の喉を少し刺してく。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Drank the words.

アルバム、[rude.]の六曲目です。

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投稿日:2013/09/14 16:48:54

文字数:517文字

カテゴリ:歌詞

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