水面を打ち据えて鳥はまた飛び立つ
舞い散る雫は昔の夢のなきがら
月明かり突き抜け星はひとつふたつ
果てのない夜空へ輝きを纏う
宵闇の揺り籠で微睡みの間に見る
寄せてはまた返す代わる代わるの夢
懐かしいあなたの笑顔浮かんでは消え
音のない夜へとわたしを誘う
ひとすじの涙を曳いて星は瞬く
その翼をひるがえし流星になる
波間に漂う戻らぬ日の欠片を
この手で解き放ち別れの言葉を告げた
流れ去る星屑の彼方強く見上げて
いつか来る朝へと翼を広げる
↓以下、読み方
みなもをうちすえてとりはまたとびたつ
まいちるしずくはむかしのゆめのなきがら
つきあかりつきぬけほしはひとつふたつ
はてのないよぞらへかがやきをまとう
よいやみのゆりかごでまどろみのまにみる
よせてはまたかえすかわるがわるのゆめ
なつかしいあなたのえがおうかんではきえ
おとのないよるへとわたしをいざなう
ひとすじのなみだをひいてほしはまたたく
そのつばさをひるがえしりゅうせいになる
なみまにただようもどらぬひのかけらを
このてでときはなちわかれのことばをつげた
ながれさるほしくずのかなたつよくみあげて
いつかくるあさへとつばさをひろげる
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