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あの頃は 未熟だった
考えや行動が ──いや、今もか…
空き缶に 当たって 拗ねて
笑ったね、キミは
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いつも通りの 帰り道
キミの肩がわずかに 震えていた
温める 事も 出来ず
ただ、見つめていた
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不甲斐ないぼく たぶんキミは
「腰抜け」と意地で 笑うだろう
頭では 何度も 何度も
予習したのに…
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現実と 妄想では
こんなにも差がある、 と空き缶を──
どこからか キミの 笑う
声が聞こえてきた
S 6.5 5.5 5.5 5.5
「さぁ、行こうよ!おバカさん」
腕を取る 可愛い手
神様の イタズラか?
騙される ぼくの胸
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「何をしてるの?おバカさん」
ぼくの頬が 遊ばれる
小賢しい 天使様
どうやら 現実らしい
─────
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あのころは みじゅくだった
かんがえやこうどうが ──いや、いまもか…
あきかんに あたって すねて
わらったね、きみは
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いつもどおりの かえりみち
きみのかたがわずかに ふるえていた
あたためる ことも できず
ただ、みつめていた
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ふがいないぼく たぶんきみは
「くしぬけけ」といじで わらうだろう
あたまでは なんども なんども
よしゅうしたのに
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げんじつと もうそうでは
こんなにもさがある、 とあきかんを──
どこからか きみの わらう
こえがきこえてきた
S 6.5 5.5 5.5 5.5
「さぁ、いこうよ!おばかさん」
うでをとる かわいいて
かみさまの いたずらか?
だまされる ぼくのむね
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「なにをしてるの?おばかさん」
ぼくのほほが あそばれる
こざかしい てんしさま
どうやら げんじつらしい
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