桜の季節が巡り来て
去年と同じに花は咲く
歩き慣れたはずの通学路は
少し前から広さを増して

甘い香りに
気をとられてる間(あいだ)に
恋は風を受けて散った

憧れてた感情が孕む苦さに
私は気づくこと出来なくて
すれ違ってぶつかって夢から醒めた
理想は幻想と消えたんだ


桜の季節が巡り来て
去年と同じに花は咲く
心に焼きついた後悔は
春の日射しに溶かしてこう

淡い桃色
目が眩んでる間に
恋は落ちて地面の上

憧れてた感情をつくる色たち
きれいなとこだけ取ろうとしてた
はら はら
理想求め恋を散らした


「次」がまた あるのならば
花と散るより
私は青い葉になろう
全てを受け入れていこう

憧れてた感情の甘さも苦さも
全て含めて「恋」だと気づいたから
太陽の光 強い風 受け止めていこう
やがて巡り会う誰かと共に


幸せ
求めるんじゃなく創り出そう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

葉桜の誓い

BGさんの曲(http://piapro.jp/t/UON5)の歌詞募集に応募させて頂きました。

芯の強い女性がテーマということで
理想の恋と現実の差に戸惑って恋を失った子が
過去を受け入れて次の恋を目指す歌です。ハイ。

少し前に聞いた、卒業寸前に恋を失った知り合いの話を
ほんのちょっと参考にしていたり。

そやつが歌詞のような状況だったのかは分かりませんが、
「次」を見つけられていることを祈ります。

閲覧数:149

投稿日:2012/03/10 13:30:27

文字数:393文字

カテゴリ:歌詞

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