空を仰いだ泳いだ
数分後の未来では溺れていた
足枷びっしり着けて逃げないように
風を切った靡いた
果てるまで静かに割っていた
空白の時間を失えよ愚か者

しぶとい目付きは邪魔をする
痺れた身体は罰せられる
不用意な言葉に騙される
呆気ない自分に嫌気が差す
黙っていても支障は無い
羽ばたいてみても雨が降る
生きるくらいなら死んでいたい
死ぬくらいなら暴れていたい

この世界は小さいな
人間よりも小さいんだ
そこら中で溢れる欲望が育つ
感情に流されるまま歩く事すらも忘れて

空を仰いだ泳いだ
数分前の過去なんて知らなかった
嗜好いじって嫌い嫌いを増やして馬鹿になった
海を目指した転んだ
何も無い場所で佇んだ
曖昧な自分に躓いてまた苦手になった
正直なんてどうでもよくて
煩いだけで笑うしかないや
静かに密かに繊細に誤魔化す
もうこのまま


宙吊り駄目出し迎合傘下
張りぼての裏で猛攻謳歌
敢え無く裂けてる丁重退化
このままでは終われない堕ちてく落下

しぶとい体は生き延びる
痺れた世間は変わらない
不要な物の怪御覧になる
呆気ないなんて罵倒を吐く
黙ってみても応えはくれない
羽ばたき足りずに地に落とす
生きても死んでも大差はない
死ぬだけ生物に成り果てる
楽勝壊して安堵する
不甲斐ない妄想を取り消す
勝手なくらいが面倒臭い
自信もないのに前線に出る

空を叩いた壊した
数分だけの命に取り残される
足掻いていたのは結局自分の為だけ
風を讃えた紛いだ
果てるなら静かに眠っていたかった
空白の時間が別れを告げる


死んでは駄目と偽善者が言う
生きていなさいと誰かが言う
冗談交じりの言葉なら
飽きて腐る程聴いてきた
しがない減らず口が笑う
暫く経てばどうせ分かる
強かなんて似合わないや
屍くらいが丁度良い
死に切るくらいが潔い

空を上った泳いだ
数分なんて気付けば過ぎるもの
手枷で動けなくても張りぼての羽が蠢く
風を裂いた靡いた
果てるまでゆっくりと黙っていた
終わってしまえば空白なんて無いも同然
正直なんて自分じゃなくて
煩いだけの人になりたくなくて
誰にも止められない止まらない
数分だけのさよならさ
すぐに戻るから忘れてよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

空缶声明

声明系生命系翼携える系歌詞系何か

閲覧数:37

投稿日:2017/08/20 23:32:55

文字数:924文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました