何か言いたげに首をかしげる
茜色の頰 なんて美しい
白すぎる手に温度を分けよう
いま息を吸ったの
悪口の言い方もわからないのに
可笑しいひとだ
そのガラスの瞳に
映るぼくがきっと
ほんとうのぼくだ
ふたりにしかわからない言語で話そう
何か言いたげに首をかしげる
今さら気づく なんて愛しい
清すぎる背に絹の道を問う
髪を結うさま
あのCMの女優に似ていた
可笑しいものだ
そのガラスの瞳に
映るぼくがきっと
ほんとうのぼくだ
ふたりにしかわからない言語で話そう
きょうまでに何度
後悔しただろうか
0センチの距離で
心拍を上げておくれよ
そのガラスの瞳に
映るぼくがきっと
ほんとうのぼくだ
ふたりにしかわからない言語で話そう
泣いているように見えたのは
ガラスに光が反射したから
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