《１A》
不慣れなこの町に　遠慮するのは昨日で終わり
今は君がいて　私を見つけ出してくれる

《１B》
手を引く背中を追い　歩けば伸びる影
待ち合わせの海岸には　今日も明日も　足跡が残る
この町への入場スタンプみたい

《１S》
君のいるこの場所を　知れば知るほど　知りたくなるの
瞬きも忘れ　傾く日に願う　まだ沈まないで

《２A》
君は何だって　お見通しの様だ　待ちきれなくて
急かすさざ波は　真昼の花火で輝いた

《２B》
一日の最後には　いつもの場所へ行く
赤く色づく太陽は　二人を優しく照らすけれど
昼間の足跡は海に消えていた

《２S》
初めて食べたアイス　の味は冷たさに紛れたけど
分け合った時間は　帰る日が来ても　手放さないから

《C》
君と会う前なら　終わりを待つだけで済んだのに
君と会うためなら　終わりの無い空の果てまで手を伸ばそう

《３S》
賑わう前の縁日　明るいのになぜか寂しくて
思わず駆け出す　まだ見ぬ君の顔探したくて

《４S》
君のいるこの場所を　知れば知るほど　知りたくなるの
瞬きも忘れ　傾く日に願う　まだ沈まないで

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※（）内の音を一音とするとデモ音源と音数が合います。

《１A》
ふなれな　このまちに　えん(りょ)するのは　きのうでおわり
いまは　きみがいて　わたしをみつけだしてくれる

《１B》
てをひく　せなかをおい　あるけばのびるかげ
まちあわせのかいがんには　(きょ)うもあすも　あしあとがのこる
このまちへの(にゅ)う(じょ)うスタンプみ(たい)

《１S》
きみのいるこのば(しょ)を　しればしるほど　しりたくなるの
まばたきもわすれ　かたむく(ひに)ねがう　まだしずまないで

《２A》
きみはなんだ(っ)て　おみ(とお)しの(よう)だ　まちきれなくて
せかす　さざなみは　まひるのはなびで　かがやいた

《２B》
いちにちのさいごには　いつものば(しょ)へいく
あかくいろづくたいようは　ふたりをやさしくてらすけれど
ひるまのあしあとはうみにきえて(いた)

《２S》
はじめてたべたあいす　のあじはつめ(たさ)にまぎれたけど
わけ(あっ)たじかんは　かえるひがきても　てばなさないから

《C》
きみとあうまえなら　おわりをまつだけですんだのに
きみとあうためなら　おわりのないそらのはてまでてをのばそう

《３S》
にぎわうまえの(えん)にち　あかるいのになぜかさびしくて
おもわずかけだす　まだみぬ(きみ)のかおさがしたくて

《４S》
きみのいるこのば(しょ)を　しればしるほど　しりたくなるの
まばたきもわすれ　かたむく(ひに)ねがう　まだしずまないで