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荘厳(そうごん)に佇む屋敷は
懐かしきをおび客人を迎える
主(あるじ)の言葉は銀のナイフによく似ていて


時計の針の音が心(しん)の音と重なる時
うら若き処女(おとめ)達の悲鳴連(つら)なりて
嗤う声は謳(うた)う今宵の惨謳(さんか)を

贄人(にえびと)は誰ぞ


逃げ惑え螺旋を幾度も駆け巡りて
出口すら意味などとうに無くし闇の中
か細い細腕手折(たお)るも引くも影次第
幸せな夢の中煉獄の焔(ほむら)に抱かれて眠れ

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草原に佇む少女は
懐かしき含み誰かに微笑む
少女の言葉は風のそよぎによく似ていて


時計の鐘の音が目覚めの時を告げている中
裏返しの感情を狙う悪魔のささやき
求む声は誰を救いて連れ出す

待ち人は誰ぞ


探し出せ辛き現世に還る術(すべ)
鍵となる贄人を捨てずに生かすと言う愚者よ
か細い体に秘める力なぞ在りもせず
在りし日の過去の中空想描きて祈れ


鏡写しの 人と人
重なり行く 過去と現在(いま)
思い違いの 影と光
 
お前は誰ぞ


許し乞(こ)う若人の影に何思う
出口すら意味などとうに無くし闇の中
解かれぬ呪いを喰らいし館の主(あるじ)は今
新たに顔を変え甲高き嗤いをあげる

新しい悲劇を始めよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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作詞 影月(暁など)
作詞編集 楓(暁など)


影月の言っていることを作詞として編集しましたー。
「我に作詞など出来ぬわ!ただ言葉を発するのみぞ!( `ー´)」
と、あきらめが早かった( ˘ω˘)

閲覧数:39

投稿日:2017/08/09 17:08:47

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

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