言葉を交わされずに
冷めてく食事の前
どこかへ囚われてく
後ろ姿を見つめて

苦い紅茶ひとつ
毒のように干されて
指の先くすんだ
隣に並ぶ顔

秘められた記憶の底
祈りを捧げましょう
終わりないぬかるみで
乾く暇さえ無い

追いかけた先は
誰も残りはしない
振り返る在りし日の
影は壊れて

ひとりきりの雨の庭
溶け流れる”なきごえ”
色硝子の下で
恨みさえもした

秘められた記憶の底
呪いを捧げましょう
はじめから全ては
満ちることはないのだと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ロス・パラディス

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投稿日:2014/08/30 02:57:10

文字数:224文字

カテゴリ:歌詞

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