海の街で

自分の中の「叙情性」を形にしたものなんですが、
実はあんまり歌詞を解説すると怒られそうな曲ですｗ

長い人生という旅路の中、ひと時の栄光は
いつか必ず無くなっていき、人々の記憶から消えていきます。
だけど、どんなに短い時間であっても
あなたは確かにそこにいた。

大好きなあなたは遠くへ行ってしまったけれど
これで良かったんだよね。きっと。

［歌詞］
誰もいないこの街
潮の香りとうねりが聞こえるよ
いつもの店はもう戸を閉め
鉄の波が僕を見ている

冷たい風が今日も走り抜ける・・・・

新しい道を見つけ出した
あなたは今どこにいるの？
目を閉じれば　あの頃の
夢が遠くに見えるよ

遠くで響く血潮の音
たくさんの人たちが流れゆく
笑ってくれた日々も
今は昔　もう二度と戻らないだろう

たくさんの出会いと別れを見て僕は一人・・・・

新しい道を見つけ出した
あなたは今どこにいるの？
過ぎ去る時を忘れたまま
僕はもうすぐ消えるのかな？

もう一度君に会いたくて
僕は歌を歌っているよ
君が見せたあの笑顔が
僕の支えだったから

新しい道を見つけ出した
あなたは今どこにいるの？
目を閉じれば　あの頃の
夢が心に見えるよ

誰もいない
冷たい風
目を閉じても
僕はひとり・・・・