『東京キャスター』

夢を追った親友は 遠くで死にました
声も出ない体で 帰ってきたんだ

そいつが残した物は たったひとつだけ
費やしきって行き着いた 一枚の写真

何かのメロディーを奏でる 譜面にも見えたんだ

東京キャスター 僕は生きる でも ここに何が在る?
景色の真ん中に 誰が居る?
東京キャスター いつまでも そうだきっと いつまでも
写真を撮る側に 僕がいる

右目で覗く望遠鏡 左目に顕微鏡
どれだけ遠くが見えるんだい そんなに欲張って

ポッケの中の算数式で お腹を満たす日々 だけど
左右に違う方程式は 今日も行き止まり

音の無いメロディーを覗き込む 互い違いの双眼鏡

東京キャスター 僕は生きる でも 何かに呼ばれてる
蜃気楼のような 未来は在る
東京キャスター いつまでも こんな不確かな 満足感に
浸っている訳に いかないんだ

何かのメロディーを奏でる 譜面にも見えた景色
新しいメロディーを探るため 捻り出した 双眼鏡

東京キャスター 僕は生きる でも 確かに在るものを
見逃さないように 眼を凝らせ
東京キャスター いつまでも きっと 僕は僕だから
景色の真ん中で 息をする

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】 東京キャスター 【オリジナル】

東京キャスターの歌詞です!

閲覧数:3,198

投稿日:2012/10/30 23:21:19

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

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