君の涙の意味を知りたくて
僕には聞く権利がなくて
ただずっと見ていることしかできなくて

あの日の景色が忘れられない
今更になって叶えたい夢
誰かのせいにした僕を
僕は笑うしかないんだ

踊って踊って踊り踊って
愚者のワルツは終わらない
名もない意味ないダンスのホール
やがて僕の足は消えていく
この先にあるエンドロールは誰も知らない


こぼれた言葉の真意を知って
僕にはなんにもできなくて
ありがとうとい君の顔知っていた

誰かの言葉が耳を刺したの
今更になり思い出したんだ
いつかの過去を消したのは
僕が臆病者だから

戻って戻って戻り戻って
かげに隠れて囲まれて
姿も見せずに裂いてしまった
やがて僕の心は死んでいく
始まりの鐘はいつ鳴ってた 僕は知らない


ひゅるりひゅるりと
飛んでいく鳥が
見下ろし世界を嘲笑う
小さな箱に入れられた僕ら
夢見心地だ


踊って戻って踊り戻って
舞い上がる蝶に目もくれず
自分で作った檻の中には
誰一人入らせないから
立ち入り禁止の札を掲げ
僕は拒絶する
ここが僕の居場所だから