秋の気配はらむ風が山を赤く染めてゆく
はらり落ちるもみじひとつ
流る川にのって

くらりゆれる炎のように
赤く燃えてこの身を焦がす
想いうつすあのもみじは
どこにたどりつくの

はかなきその命のすべてをかけて
あつくはげしく
燃え盛る思い
その熱を受け止めてほしい


吹き抜けてく秋の風が山を深く染めてゆく
かさり鳴った枯葉の音
ささやきかけるよう

忍び足で近づくのは
時を止める冬の足音
せめて今はあの枯葉の
想いに耳すます

あなたはその命の終わりに
何を伝えるのでしょう
せめて私には
その思い打ち明けてほしい


秋のにおいなごる風が山を白く染めていく
ひらり舞った雪にそっと
吐いた息も白く

何もかもを覆い隠す
雪の中でふと立ち止まる
いつか雪が解けて春が
夢の花開くまで

雪の下に震える
小さな草も季節廻れば
美しい花を
可憐に咲かすのでしょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【コラボ用】愁恋歌

前のバージョンは応募用に書いたものです。

閲覧数:450

投稿日:2012/10/31 22:25:04

文字数:382文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • abekameri

    abekameri

    使わせてもらいました

    ご無沙汰しております

    選考前にとりあえず歌詞と曲を合わせてみた(http://piapro.jp/t/Cn1v)ので
    よろしくご確認ください

    何かあれば遠慮なくどうぞ

    2012/09/14 17:25:03

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