ジャケット

古麦わら帽子放り投げた

遥40000フィート、飛んでいった

君の卒業祝いの餞に部屋の片隅でも独り占めさせてよ


ぱっと浮かぶ風船 ま空へ染み込んだ


淡いままの少女は黒い髪を解いた

褪せりない紅いくちびるに

重ねた不器用な告白にただ黙り頬を染めた

夏冠かぶり初めて愛しく笑った


待ち合わせの神社 場所を忘れた

悲しいくらいの群青 目を伏せた

頭上を飛行機が掠めれば明日あなたにさよならを


「何回目かの夏にあいことばを言って」

私、ここで待ってる


茜色すすき野が揺れる

溢れ出す太陽の粒と

埋もれた箱庭の外れから陽だまりに駆けていった

夏陰の向う

いつかの僕らが見た夢

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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Charlotte

駆け抜けた初恋と青春を反芻しながら、二度と戻れないことを噛み締める。
作ってきた曲の中でもかなり好きな曲です。

閲覧数:209

投稿日:2016/02/14 15:33:10

長さ:03:51

ファイルサイズ:8.8MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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