夢の中で
助けてと
叫び

君を探しそこから連れ出して
空の青さを教えてあげたい
頼りないけどあなたの為なら
世界すら敵に回すだろう

少しの勇気を片手に
君に届けたいこの花束
外の世界にはほらこんなに
綺麗なものが溢れてる

戦い続けどのくらい経っただろう
あなたは体も心も疲れて

無理はしないで
ささやいた
魔法の言葉

闇が落ちてきて蒼白い月が
顔を覗かせ僕をあざ笑う

あの娘を　
鎖から
解き放して
みせる

あなたに伝えたい言葉だけを
いつも何処か遠くでささやいて
あなたの無事を祈りここで待つ
世界の果てであろうとも

どんなことが起ころうとも
大丈夫さ前に進めるんだ
君がいつも支えてくれるから
困難も乗り越えられる　

時にはくじけそうになったけど
諦めずに歩き続けてきた
君を抱きしめるただそれだけで
報われると知っていたから

二人で紡ぐ物語
二人しか知らない物語
想い続けたこの奇跡が
すべての始まりだった

想いが僕らを繋いで
想いが僕らを―――