『le Coeur』(意味:心臓)


昇る龍の姿に似た君は
その鼓動を眠らす雷を持つ
決して誇れるものではないけれど
それこそが己を示した

恐れられるだけの存在で
一体どれだけ独りで居ただろう
荒野を彷徨う旅人に尋ねたくても
誰も現れることは無い

荒ぶる神々の戯れに拾われて
その怒りを代弁した
沈む灯火に刺さる針は鈍く
代わりに光ったものは頬を伝った
君は空へ昇る


荒ぶる神々の戯れに巻き込まれ
その怒りを代弁した
霞む灯火に刺さる針は溶けて
代わりに流れたのは麻痺した夢
君は
荒ぶる神々の戯れに縛られて
その嘆きを体現した
沈む灯火に刺さる針は痛く
代わりに光ったものは頬を伝った
君は空へ昇る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

『le Coeur』

【星座シリーズ】

と、称して13曲分作って曲&動画募集予定
希望想定ボカロは『GUMI』『鏡音レン』『鏡音リン』『KAITO』『神威がくぽ』


〈第8曲目〉
蠍座:Scorpio:アンタレス、アクラブ
ジュバ、グラフィアス、サビク、シャウラ、サルガス、アルニャート、レサト
ジャバト・アル・アクラブ

英雄・オリオンの傲慢さに怒った大地の母神・ガイアは、蠍を地上に送りその毒針でオリオン殺害。この功績を得て蠍は天に昇り星座になる。
一方殺されたオリオンを憐れんだ女神・アルテミスはゼウスに頼み、オリオンも天に昇った。ただ蠍を恐れ、蠍が東から上がるとオリオンは西に逃げ隠れる

中国では青龍の例え
強力で慈悲深く、天に現れると春の予告となる
頭部を房宿、心臓に心宿、尾に尾宿の3星宿をおく

別解釈
アポローンの息子・パエトーンが天を駆ける太陽の馬車を強引に出し、その時に蠍に刺されそうになったところ一瞬怯む。途端に馬が制御不能になり、天地を焼き付くしそうになったので雷神・ゼウスが馬車に雷を落とした。落ちた先はエリダヌス川(エリダヌス座)

閲覧数:185

投稿日:2012/03/28 23:09:15

文字数:305文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました