【A】
あなたと歩いた道、よく覚えています。
そこで何を話したかは、もう覚えてないけれど。
あなたと笑った場所、よく覚えています。
もう何もかも、覚えていないけれど。

【B】
色々な感情を分かち合った、二人の記憶
掴みきれない砂粒のよう
愛し合ったこの月日すら、遠い記憶で
思い出せないの

【S】
ゆっくりと引き抜いた、無数にある記憶-メモリー-を
積み重ねるように、新しく上書きしていく
高く高く積み上げた、崩れそうな記憶-メモリ-
何時崩れるかなんて、もう分かってたのかな?

【C】
引き抜けたキッカケ、バランスはふらりと。
揺らいで歪んで、崩れそうだ
終わる繋がり、始まる関係。
ゴメンね、一言さえ虚空に消えていく。

【S】
「サヨナラ、ありがとう。またいつかどこかで会おうね」

夕日に揺れる右手。私は見送って
背中見つめた。頬を伝う記憶のカケラ
始まった『記憶』、ゆっくり積み上げて
ゆっくり引き抜いた、無数の記憶-オモイデ-

積まれては崩れてく。揺らいで歪んで

高く高く積まれてく、私の記憶ジェンガ。
やり直す度に、誰かを傷つけていく。

空を見上げて、ふと思い出す。
それはいつか感じた、あなたの暖かさ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

記憶ジェンガ

 どうも皆様、初めまして。
 結野 舞弥(ユイノ マヤ)と言います。

「コラボに参加したからには何か爪痕を残しておかなければ……!」
 そんな風に思って、昔書き連ねていた、ほこりのかぶった作品の一つを引っ張り出してちょっとアレンジして投稿してみました!

閲覧数:254

投稿日:2018/02/28 23:08:45

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました