甘い花の密を求めて苦い花から逃げられずにいる君を
私はここでずっと見ていた

空の色はいつも優しいのに君の上には雨雲
君が雨を欲しがってたから
そんな君を見ていた

君は何を愛して生きてたの
どこかに安らげる場所があったなら

大勢の人が見送る君の最期で私は立ち止まって
優しさを確かめられる日までこの雨に打たれて君を想う

震える足に鎖を巻きつけて立ち竦む君の背中
雨に濡れた罠にかかった
そんな君だから好きだった

君は何を愛して笑ってたの
いつかに安らげる時間があったなら

一瞬の君の眸に映ったその景色が優しいものだったら
愛しさを笑えるその日まで銀色の鎖を抱いて祈る

大勢の人が見送る君の最期で私は立ち止まって
優しさを確かめられる日までこの雨に打たれて君を想う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【鏡音リン】 花殯

閲覧数:152

投稿日:2012/07/02 20:52:42

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

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