(もう いいかい?)瞼を閉じたまま
(まぁだ だよ)

明かりを点けずに狭い部屋の中にひとり 小さくうずくまる(孤独の中で)
こぼれた溜息 暗闇に溶けて重い空気が漂う(ただただ彷徨って)

闇夜のかくれんぼ 手の鳴る方へ
光は どこにあるの?

自分の中の暗闇に目を向けず 瞼を閉じたまま
数を数え続けている 始まらないかくれんぼ
ずっと夜が続きそうな不安が渦巻いていたから
僕は震える肩抱きながら 涙 はらり 流した

(もう いいかい?)心は閉じたまま
(まぁだ だよ)

ささくれ立っている 刺々しくなっている 僕の心の状態(傷だらけだね)
シャワーを浴びても いくら水を飲んでも 渇いた心は癒やせない(涙も枯れ果てて)

闇夜のかくれんぼ 手の鳴る方へ
未来は どこにあるの?

手探りしても掴めない 形がないもの求めて
確かな手応えほしくて 目いっぱい手を伸ばす
つらいこと 悲しいことを 乗り越えた明日を求めて
待っているだけじゃ心細くて 神様に祈った

もういいかい?

東の空が青白く明らんでいる 夜明けはもうすぐ
僕のいる場所にやって来る ゆるやかに 静かに
明けない夜なんてないから信じている 明日が来ること
だから目を開けて見届けよう 新しい光を

(もう いいかい?)目を開けてみると
(もう いいよ)カーテン越しに朝の光
(もう いいかい?)思い切り深呼吸して
(もう いいよ)久しぶりに感じた おだやかな気持ち

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

夜明けを待ちながら

この歌詞は、べっこーさんの投稿作品、

【歌詞募集】タイトル未定
(http://piapro.jp/t/tdBW)

の歌詞募集に応募したものです。

ゆったりとしたやさしいメロディから、ゆっくりと明けていく夜をイメージし、「明けない夜はない」という想いを込めて歌詞を書きました。

閲覧数:341

投稿日:2011/08/11 00:00:55

文字数:619文字

カテゴリ:歌詞

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