うつせみの 時雨はひそみ 花の端に
置く白露は いつこぼれるか

四つ辻の 塞のましらは いやみ咲く
鬼のこの身は 通さぬものと

アコヤコヤ 手折らば進め たそがれの
茜に染まる 人の里まで

目に映る 家の明かりは 頼りなく
雀の雛の 鳴く草枕

指先に触れた温もりに触れた小さな小さな頭の一部が
甦る 翻る 遠い昔に戯れ愛ずる
ワラワとワラワの面影問いかけ
返らぬ届かぬ声無き残響が月を滲ます

くすのきに 十を数えて もういいかい
むかご残して とくとまからむ

アコヤコヤ いまにまみえむ ともがらに
秋のくるまで かれざらまほし

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

『オニユリ』

久しぶりに詞先です(。・ω・。)

テーマは《鬼》

過去に詞先で花や木の詞を書いてきた事がありましたが
今回はその流れで花をテーマにしてみました(*・ω・*)

もし気に入ったら使ってください。
ご要望があれば修正等も受け付けます。

荒削りな感が否めませんので
曲に馴染むように詞を加工していければと思っています。



*'ヮ').。o(コメントだけでも残していただけると嬉しいです)

閲覧数:84

投稿日:2016/10/01 15:30:05

文字数:270文字

カテゴリ:歌詞

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