『刻みし咎のメヌエット』


奏でる嘆きの旋律 暗闇の中で紡ぎ歌うわ
罪深き愛の歌、嗚呼…

ねぇ、雷鳴が轟く空 殺めてよこのまま

もしこの身が引き裂かれて立てた誓い果たせずとも
月が二人を誘い導くわ

流した涙は溜まって消せない傷跡遺し焦げ付く
咎人の刻印を
月明かり差し込む部屋で枯れ果てた聲で唄う想いは
透き通る愛の唄、嗚呼…

ねぇ、裂けてゆく精神(こころ)まで
朽ちて逝く想いも

伽藍堂のこの身はもう継接ぎした螺鈿の様
繋がれた鎖は未だ断ち切れず

犯され穢れを宿して何もかも黒く塗り潰されて
悲劇さえ生温く
朧げになった瞳は既に光を失っていても
口ずさむ愛の詩、嗚呼…

蟲の様に縫い留められて
息をするだけの肉塊(にく)になっても
希う福音を
奏でる嘆きの旋律 暗闇の中で紡ぎ詠うわ
罪深き愛の歌、嗚呼…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

次回作プロット

次回作、前作からの続き…というか並行時間軸で

ここで囚われている人物を救い出すため前作で戦っている。

・中世ヨーロッパ風
・塔に囚われている麗しの姫
・耽美な世界観/宝塚/少女革命ウテナ


これでイメージが湧く絵師様、動画師様をお持ちしております。

キャラはゆかりでいきたいが、迷い中。

連絡いただけたら曲のデモをお渡しします。

閲覧数:56

投稿日:2017/09/19 13:05:15

文字数:361文字

カテゴリ:歌詞

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