刃を他人に向けるくらいなら
自分に向けた方がましだと思う
首を絞める自分の手の
温もりに酔っていた

茶色い靴の踵を叩いて
真っ白な廊下を何色で染めようか
制服は紺だ 笑うのは君だ
泣きながらほら前へ

スポットライトが君の全てを照らし出す
汚いところは何処だ そんな風にしたのは誰だ
哀しい思い出の玉手箱を開けてご覧よ
ほら目を開けて一番醜い君がそこにいる


鳴くのか鳴かぬのか
私が子規なら何を思う
声ひとつで殺されようとも
守るものなどあったのか

白い指が差した人影
観衆は暗くてよく見えないから
貴女もおいで この手においで
全部載せてほら前へ

スポットライトは都合のいいことだけ映す
自分の心にショウジキに タイセツにしたい人
哀しい思い出の玉手箱がぶつかり合う
その音だけを頼りに ほら回れ廻れ舞われ


きっと最初の物語の序章は違ってた
つま先立ちで薄桃を纏って
心からの言葉のまま

ずっと最初から逃げられないことわかってた
つま先立ちで偽物を纏って
この言葉は何処から来たの


スポットライトに
わかってほしいところは照らされない
期待されたいの 愛してほしいの
哀しい思い出の玉手箱は隠して
誰が君なんだろね まだ終わっちゃだめだよ
ほら回れ廻れ舞われ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

制服輪舞曲

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投稿日:2017/08/04 12:28:22

文字数:540文字

カテゴリ:歌詞

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