【1A】
そよ風に揺蕩う 波小舟の影は
まるで僕の心を 咎めていた
両手から溢れる 膨大な時間は
僕が持て余すには 十分だった

【1B】
不甲斐なく見上げた 空は青くて
隣にいるはずの 君はいなくて
雲に伸ばした手は 届いているか?
君がいない空に 僕は溺れていないか?

【1S】
ありふれた日常のそこかしこに 君は夏を残していった
置き去りにされてやっと気づいたよ 君は僕のsoleilだと


【2A】
そよ風に凭れる 君の後ろ姿
まるで僕の心を 咎めていた
指と指の間 すり抜ける思い出
僕を弄ぶには 鮮明過ぎた

【2B】
なぜ空は青いか 問いかけてみた
レイリーの仕業と 風は答えた
君と見た景色は 覚えているか?
ちゃんと同じ色に 染まっていたか?
色褪せていなかったか?

【2S】
どこまでも広がる空を切り裂く 君と見たcontrailは
僕達に嫌な予感を残して 遥か彼方へ消えた

【C】
「会いたい」終わりのない空に僕はひとり叫んだ   
君が映る陽炎 追いかけた
僕の夏は過ぎ去ったのか?

【3S】
ありきたりな日々は普通じゃなくて 君がただいたからであって
置き去りにされてやっと気づいたよ 君が好きだということ

君と見たあの日のcontrailは 虹色に輝いていた
いつの日か共に過ごした瞬間を 僕は忘れるのだろうか? 

【Outro】
そよ風に寄り添う 波の潺は
まるで僕の心を 咎めていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

君と見たあの日のcontrail

MEGKENさんの曲
http://piapro.jp/t/yNha
に捧げます

よろしくお願いします!

閲覧数:159

投稿日:2018/04/09 21:58:36

文字数:614文字

カテゴリ:歌詞

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