[A]
君が静かに言ってた あの言葉
耳の奥 響く
僕が何時からか知ってた その心
見ないフリしていた

[B]
嗚呼
出された選択肢 誤らなければ
変わらず 居られたの

[サビ]
ねぇローズ
強く握りすぎて 散っていく花は
粉々に床へ落ちて
まるで硝子細工だ
花弁の形も 何処へとも消えた
パラパラと音をたてて
涙と同じように
零れ



[A]
滴り落ちたのは なんだっただろう
下を見る
紅く染まる頬 思い浮かんで
飲み干す

[B]
嗚呼
今君がいたなら この手を伸ばして
僕らは 帰れるの

[サビ]
ねぇローズ
優しさの形は この花とともに
いつだって壊れやすく
まるで硝子細工だ
鮮やかな残り香 部屋中に散らす
ふわふわと鼻をついて
最後を告げるように
溢れ



[C]
また朝が来る度
この深淵という者の足音を聞く

[サビ]
ねぇローズ
強く握りすぎて 散っていく花は
二度と戻ることはない
まるで硝子細工だ
陽の光を返し 誰にも知られず
キラキラと光りながら
涙と同じように
流れ



---------



きみがしずかにいってた あのことば
みみのおく ひびく
ぼくがいつからかしってた そのこころ
みないふりしていた

ああ
だされたせんたくし あやまらなければ
かわらず いられたの

ねぇろーず
つよくにぎりすぎて ちっていくはなは
こなごなにゆかへおちて
まるでがらすざいくだ
はなびらのかたちも どこへともきえた
ぱらぱらとおとをたてて
なみだとおなじように
こぼれ



したたりおちたのは なんだっただろう
したをみる
あかくそまるほお おもいうかんで
のみほす

ああ
いまきみがいたなら このてをのばして
ぼくらは かえれるの

ねぇろーず
やさしさのかたちは このはなとともに
いつだってこわれやすく
まるでがらすざいくだ
あざやかなのこりが へやじゅうにちらす
ふわふわとはなをついて
さいごをつげるように
あふれ



またあさがくるたび
このしんえんというもののあしおとをきく

ねぇろーず
つよくにぎりすぎて ちっていくはなは
にどともどることはない
まるでがらすざいくだ
ひのひかりをかえし だれにもしられず
きらきらとひかりながら
なみだとおなじように
ながれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞83】深淵

曲募集中です。

閲覧数:242

投稿日:2016/10/05 11:09:36

文字数:962文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

  • 関連動画0

  • 太田PoN太

    太田PoN太

    ご意見・ご感想

    応募しようと思ったんだけど、みこさんの歌詞が好みだったので、自分は見守ることにしました!w

    2016/09/26 00:50:03

    • みこ

      みこ

      >ぽんちゃん
      そんな!もったいない!!
      もう締め切られたみたいだけど……応募すればよかったのに……(´・ω・`)

      2016/09/26 01:07:07

  • 太田PoN太

    太田PoN太

    ご意見・ご感想

    サビの「ねぇローズ」がめっちゃ印象的でいいですね!
    さすがみこさん!

    2016/09/24 03:07:59

    • みこ

      みこ

      >ぽんちゃん
      ありがとおおおおわざわざメッセージくれるとか嬉しい(´;ω;`)

      2016/09/25 16:31:59

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