白い羽浮かべた水面で佇む君
空、透き通るような静寂の夜に
今宵、その中心で弾くハープの音は
君を彼方へと誘う月夜のワルツ・プレリュード
やがて重なる日は遠くないだろう
偽りだらけの世界が真実で満たされれば
瞳に光宿し・・・

割れたガラスの破片
君は物憂げな表情で拾い集めていた
指の先に滲んだ赤い雫に目を伏せて・・・

ラクリモサを奏でる必要は無いから

囁いた風の音がそっと髪を攫い
また不安の影が君、苛むなら
今宵僕は君の手を握り言うよ
「大丈夫、明日は必ず訪れるから。
僕は何時まででもこの唄を君に捧げるから。」

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君に捧ぐ唄

しろいはねうかべたみなもでたたずむきみ
そら、すきとおるようなせいじゃくのよるに
こよい、そのちゅうしんでひくハープのねは
きみをかなたへといざなうつきよのワルツ・プレリュード
やがてかさなるひはとおくないだろう
いつわりだらけのせかいがしんじつでみたされれば
ひとみにひかりやどし・・・

われたガラスのはへん
きみはものうげなひょうじょうでひろいあつめていた
ゆびのさきににじんだあかいしずくにめをふせて・・・

ラクリモサをかなでるひつようはないから

ささやいたかぜのねがそっとかみをさらい
またふあんのかげがきみ、さいなむなら
こよいぼくはきみのてをとりいうよ
「だいじょうぶ、あしたはかならずおとずれるから。
ぼくはいつまででもこのうたをきみにささげるから。」

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投稿日:2018/04/22 21:47:09

文字数:260文字

カテゴリ:歌詞

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