風に乗る なびく髪
君の声 僕は恋に落ちた
追い駆ける 流し目と
誘う腰 この手をすり抜ける

酸っぱいと 負け惜しみ(を)言うたび
僕の中の狐が嘲笑う
この恋が 運命じゃないなら
胸の痛み(を)忘れさせて

神様、叶うなら
目覚めの 口づけを
僕を この悪夢から出して
神様、冗談は
先月 だけでしょう?
これが 現実だな(ん)て

逃げたくて 背を向けて
走りだす 僕は故意に落ちた
背伸びして 無理しても
報われな(い) この小さな背中

失敗と 後悔をするたび
僕の中の何かが吠える
もしこれが 運命だとしたら
傷を背負う覚悟(を)見せよ(う)

神様、もう僕は
貴方に 祈らない
胸に 巣食(う)傷を受け止めよ(う)
神様?いらないさ
真摯な この気持ち
君に 聞いて欲しい(ん)だ

君と 同じ景色を見たい
つま先で踏ん張(っ)て
君と 同じ世界に居たい
届かない2cm(センチ)

背伸びを して見えた
僅かな この距離は
君と僕、分かつ過去、埋まらぬ距離
大きな 君の背を
小さな 僕の手で
強く ぎゅっと抱き寄せ

受け止めて

背伸びは もう止めた
広がる その距離が
君と僕、繋ぐ今、未来へと
大人な 君の手を
子供な 僕の手で
引き寄せ 視線交わした

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以下かな表記

かぜにのる なびくかみ
きみのこえ ぼくはこいにおちた
おいかける ながしめと
さそうこし このてをすりぬける

すっぱいと まけおしみ(を)いうたび
ぼくのなかのきつねがわらう
このこいが うんめいじゃないなら
むねのいたみ(を)わすれさせて

かみさま、かなうなら
めざめの くちづけを
ぼくを このあくむからだして
かみさま、じょうだんは
せんげつ だけでしょう?
これが げんじつだな(ん)て

にげたくて せをむけて
はしりだす ぼくはこいにおちた
せのびして むりしても
むくわれな(い) このちいさなせなか

しっぱいと こうかいをするたび
ぼくのなかのなにかがほえる
もしこれが うんめいだとしたら
きずをせおうかくご(を)みせよ(う)

かみさま、もうぼくは
あなたに いのらない
むねに すく(う)きずをうけとめよ(う)
かみさま?いらないさ
しんしな このきもち
きみに きいてほしい(ん)だ

きみと おなじけしきをみたい
つまさきでふんば(っ)て
きみと おなじせかいにいたい
とどかない2センチ

せのびを してみえた
わずかな このきょりは
きみとぼく、わかつかこ、うまらぬきょり
おおきな きみのせを
ちいさな ぼくのてで
つよく ぎゅっとだきよせ

うけとめて

せのびは もうやめた
ひろがる そのきょりが
きみとぼく、つなぐいま、みらいへと
おとなな きみのてを
こどもな ぼくのてで
ひきよせ しせんかわした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

17㎝

詞元
oharankoさん:M-124仮
http://piapro.jp/t/HQd2

今回、歌詞を当てさせて頂いた曲は展開に起伏があり決して平坦な印象ではありませんでした。
誕生祭らしくこれからを想像できるものに仕上げました。結末から、その未来を想像させるようなリドルストーリー仕立てです。

閲覧数:192

投稿日:2013/04/28 04:10:28

文字数:1,213文字

カテゴリ:歌詞

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