感情が壊れたみたい
目の前に潰れた鳩の死体
どうやら僕は停まったみたい
なんだか世界がぼんやりと
動いてるような滲むような


空が青いって言われなくちゃ
気づけないような年月(としつき)を
何回も繰り返して
足元しか見られなくて

どうにもならないことばかり
繰り返し夢を見て
現実なんて閉じたまま
はいはい 相槌繰り返す

割れた硝子窓が なんだか
元に戻らないんだ
そこから外を見ても
歪んで曲がって
まっすぐ君を見られなくて

感情が壊れたみたい
目の前で潰れた鳩の死体
どうやら疲れて落ちたみたい
食い散らかされて広がって
「お疲れ様」って言ってみた
僕には誰も言わなかった


先が長いと知ってたから
誰かが隣に欲しかった
別れを何度か繰り返して
僕に居場所はないと知った

手に入らないものばかり
欲しがることを繰り返し
何にもないのに慣れてきて
バイバイ 僕から手を振った

外れた頭の螺子が どうも
どこか落ちてしまった
締まらない思考回路じゃ
渦巻いてねじれて
まっすぐ声も放てなくて

感情が壊れたみたい
目の前で笑う僕の死体
どうやら僕は死んだみたい
残りカス集めて歩きながら
他人事のように眺めていた
「幸せだった?」と聞いてみた

目隠ししてる
見たくないことに目をつぶる
耳をふさいでる
知りたくない情報(こころ)が増えていく
口を閉ざして
もう伝わらないなら意味もないと

気づいたら
気づいたら

感情が壊れたみたい
目の前に潰れた鳩の死体
どうやら僕は停まったみたい
なんだか世界がぼんやりと
動いてるような滲むような

「お疲れ様」って言ってみた
僕には誰も言わなかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

apathy

生きてるのか死んでるのか随分不明瞭な頭でも、時は流れ日は経って、活きていなくても生きている。

そんな気持ちを書いてみました。

閲覧数:122

投稿日:2016/04/28 13:56:26

文字数:704文字

カテゴリ:歌詞

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