どんな言葉で繕ったとして
そこに息衝く色は違うだろう

色を濁した言葉たちでは
誰に届ける意味もないのだろう

とりどりに咲く花みたいに
綺麗な言葉ばかり捜して
塗り重ねた言葉は真っ黒け
元の色はなんだっけ

あたしが伝えたい言葉はシンプルで
例えば"バラは赤い"そんなようなこと
ありふれてるけど混じり気もないわ
それさえ口に出来ないの


頭を垂れた向日葵たちは
太陽に憧れすぎたのだろう

眩しく咲いた太陽を前に
そこにただ咲くことも無意味だろう

枯れたオレンジの木の歌を
口ずさんでみればみるほど哀しい
足元落ちた影は真っ黒け
刈り取ってくれないか

夜になればなるで月が顔出して
頼りない明かりであたしを照らすでしょう
あたしには誰を照らす光もないわ
ここに佇んでるだけ


あたしが伝えたい言葉はシンプルで
例えば"バラは赤い"そんなようなこと
ありふれてるけど混じり気もないわ
そんな言葉だけを今届けたいのよ

今日もあたしは影を落とすけど
太陽にも月にもなる必要はないわ
どんな色でも恥じることはないさ
ありのままで響け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

The rose is red

初投稿です
OKAYUさまの素敵な原曲に歌詞応募させていただきました
前のバージョンはふりがなです

【歌詞募集 5/19まで】 GUMIオリジナル曲 【イラスト・動画も募集中】
URL→http://piapro.jp/t/zx4v


ごちゃごちゃ考えた後に残る言葉はいつだってシンプルで。
だけどそれを恥じることはないのです。

閲覧数:259

投稿日:2013/05/18 23:42:45

文字数:469文字

カテゴリ:歌詞

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