何も考えない気楽さを理解し
僕はブラウン管の中から世界を見ていた
嗚呼 淀んだ害の群れ
嗚呼 汚いゴミの山
全て消えてくれ

何もないまま生まれたはずなのに
何かを手に入れることすらできなくて
何もないまま死んでいくのが
僕の人生だというのなら
神様 僕の生まれてきた事実(こと)をどうか
今すぐに取り消してくれないですか

何も感じない安心感手にしては
君はメガネ越しに僕を見ていた
嗚呼 酷い劣等感
嗚呼 ただの決めつけ
もうやめてくれ

始まりはいつでもそこにあるのに
始まるのが終わりとしか思えなくて
生まれた(はじまった)瞬間僕の人生は
終わっていたような気がした
神様 僕の生まれたこの感情をどうか
今すぐに取り消してくれないですか

燃える太陽が熱いはずなのに
何故か僕の体温は冷たくて
燃える小さな箱の中には
僕の身体が僕から見えていた
神様 僕はどこに旅立つのかどうか
今すぐじゃなくていいので
教えてくれないですか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

願求教論

閲覧数:49

投稿日:2017/06/25 14:01:09

文字数:417文字

カテゴリ:歌詞

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