やだな、いつもそうだ
懲りずに後ろ向き
重くて苦しい呼吸

やだな、いつもこんな
寝覚めの悪い朝
暗くて醜い僕の顔

好きなことより　嫌いなことを
数えたほうが多くて

「それならほら、好きなこと　今　増やせばいいよ！」

みずたまり跳ねて走る
行き先は行方知れず
君の　まぶしさに　早くなる心臓
だから　踊るように駆ける足に
引き上げてくれる君に
笑う　その声に　重なる笑い声

ありがと　君のその笑顔が好き

どうも、だめなままだ
一人じゃ笑えない
丸めた背中で歩く

どうも、変われないな
寝つきの悪い夜
暗くて見えない先のこと

好きなことより　嫌いなことが
増えてくような気がして

「それならほら、教えてよ　ねえ　預けていいよ！」

木漏れ日を受けて走る
行き先は気分次第
君の　明るさに　高鳴った心臓
いつか　歌うように話す君に
手を繋ぐその温度に
笑う　その声に　伝えられるのかな

ありがと　君のその笑顔が好き

いつの日か僕が　助けたい君のこと
それじゃあ行こうか　先のミライへ

みずたまり跳ねて走る
行き先は先のミライ
君の　まぶしさに　早くなる心臓
きっと　大好きな君と走る
分からない明日のこと
進むその先も　二人でいれたなら

ありがと　君のその笑顔が好き