朝見かける君はずっと
手元の本に目線落としてる
向かい側の君を見れるのは
乗り換えまでの15分間

出来ることはなくて まだ
隣にさえも座れてないけど
佇んでる君を見るだけで
それだけで満たされていくよ

同じ本でも買って 偶然を装おうとか
考えたことすらバカらしくなるくらい

朝の喧騒も僕の中では全てが止まって
包み込まれてく世界に 綺麗な君がいるんだ
そんな時 落ちた栞を拾った君が僕に
微笑みかけてくれた それに合わせて僕もはにかんだ

毎朝の電車の中
お気に入りの本を読んで待つの
いつものあの人が今日もまた
あの席に座ってくれる

すぐ目の前にいるのに
恥ずかしくて目も合わせられない
本の続き 読もうとするけど
やっぱり頭に入らない

読んでもいないページ めくろうとしたその時
挟んでた栞が ゆっくりと舞い落ちた

目を上げた時に あなたが私を見てくれてた
偶然なんだろうな それでも初めて目と目があった
どうすればいいか わからなくて困って笑ったら
あなたが返してくれた笑顔はずっと忘れられない

あの日からずっと二人の座る場所は変わらず
進まない恋路 でもきっとその先は続いて
もどかしいことも想い出に まだ見ぬ未来信じ
二人の思いが混ざった この場所からきっと始まる

朝日差す線路 サクラ道
(切なく脆いガラスみたい)
愛おしい風とあなたへと
(ほんの小さな虹を届けよう)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】Bookmark(仮)【ap20・40music様】

ap20・40music様の素晴らしい楽曲に詞と仮タイトルをつけさせて頂きました。吹き抜ける風のようなポップで爽やかな曲調を壊していないといいのですが。笑

閲覧数:168

投稿日:2015/09/19 13:58:49

文字数:598文字

カテゴリ:歌詞

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