A
ぎこちなく 低空飛行
角のない 折り紙
折ってみた 曖昧に
カミヒコウキを
つづってみた この気持ちを
紙の内側
人目につかないうちに
飛ばそうか 遠く

B
ユラユラと 不安そうに
ヒコウキは 飛んでく
仕方のない 損失感
中に 託されて
何となく 見守る目も
どこか 真剣で
自分でも ヤになるな
やけに 覚えてて

S
最後の時 僕は笑えていましたか?
涙の サヨナラだけは 嫌だった
明日へ 伸びてく
オレンジの すがすがしいほどの 大きな夕日
目をそらした 足元にうつった

A
思い出は 散らかしては
いけないんだって
言ったの 誰だっけな?
近づく 足音
違うんだ 知っていても
あの日の記憶を
求めてる 僕がいる
かなり 重症だ

B
僕の中 深くにいる
そう 殺した本音
苦しいよと 辛いんだと
僕を 叩いた
頼りない 掠れた文字
紙に 刻みつけて
あの空へ この窓から
投げてみようかな

S
僕の記憶は強く 色濃く残った
飛ばした ヒコウキにのせて
高く 儚く
彼方へ どうか飛んでいって 忘れさせてよ
僕のために 君のために
瞳 閉じて願うんだ

C
あの瞬間 終わる ハズだった
強がった僕の美学が
他の誰より 君とこの僕を
キズつけて しまっていたんだね
僕は未だ 君の 顔が 声が 恋しい

S
最後の時 繕った この笑顔
きっと君は 気がついていたんだね
情けない この僕 許してね
記憶の声 記した ヒコウキ折って

窓から投げた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

◆カミヒコウキ

選考落ちしました歌詞です。メッセージをくだされば、ご自由に使っていただいてかまいません。いや、むしろ使ってくださいっ!

失恋したその瞬間のことをいつまでも忘れられないというテーマです。
紙に本心をつづって紙飛行機にして遠くへ飛ばしても、その想いはそう簡単に遠くへ消えてはくれないんだなーという歌詞です。

閲覧数:181

投稿日:2015/11/19 06:21:40

文字数:634文字

カテゴリ:歌詞

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