言葉を食べて、心を育て
成長して来た僕らは、何でこんなにも残酷に育ってしまっただろう

食べた言葉は呪いになって、どんどん心を蝕んでいた。
それを与えた大人達は素知らぬ顔で僕らを見る。

その醜悪な顔を僕らに向けて
鏡である僕らを嘲笑ってる。

それでも僕らは言葉を食べていくしかなかったんだ。
苦くても、不味くても、哀しくても、どんな言葉でも、
僅かに貰えた優しい言葉、それを大事にしていた筈なのに

酷い言葉でかき消されてく
あんなに大事だった気持ちまで

僕らを化け物と呼ぶのなら
それを育てたあんたたちは何なんだろう


温かな食卓
楽しい会話
誰もが望む夢見た世界

それは絵本の中だけなのか、
何でこうも現実は。

言葉で切りつけた心を見下すのは楽しいか

優しく在りたい。
笑顔でありたい。
誰かに優しくしてあげたい。

愛を囁き、幸せを語り、未来に希望を持てたなら

言葉がこんなにも汚れてしまうことなんて無かったのに


誰かいないと、一人では生きられない

僕らはただ楽しく話したかったんだ。

あたたかな言葉での食事を一緒に

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言葉を食べながら

歌詞などと呼べるものでは無いかもしれませんが。

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投稿日:2018/05/17 14:08:24

文字数:473文字

カテゴリ:歌詞

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