言葉を食べて、心を育て
成長して来た僕らは、何でこんなにも残酷に育ってしまっただろう
食べた言葉は呪いになって、どんどん心を蝕んでいた。
それを与えた大人達は素知らぬ顔で僕らを見る。
その醜悪な顔を僕らに向けて
鏡である僕らを嘲笑ってる。
それでも僕らは言葉を食べていくしかなかったんだ。
苦くても、不味くても、哀しくても、どんな言葉でも、
僅かに貰えた優しい言葉、それを大事にしていた筈なのに
酷い言葉でかき消されてく
あんなに大事だった気持ちまで
僕らを化け物と呼ぶのなら
それを育てたあんたたちは何なんだろう
温かな食卓
楽しい会話
誰もが望む夢見た世界
それは絵本の中だけなのか、
何でこうも現実は。
言葉で切りつけた心を見下すのは楽しいか
優しく在りたい。
笑顔でありたい。
誰かに優しくしてあげたい。
愛を囁き、幸せを語り、未来に希望を持てたなら
言葉がこんなにも汚れてしまうことなんて無かったのに
誰かいないと、一人では生きられない
僕らはただ楽しく話したかったんだ。
あたたかな言葉での食事を一緒に
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想