翻弄

疑うことなく根付いてた日常は
音も無く崩れ 夕立とともに流れ去った
白昼夢が僕を揺さぶる 双眸を背けてもついてくる
弔いの燈さえも掻き消された

無限の過去でもなく 未来の可能性でもなく
一瞬の愛に誓って戦うなら
すべては恨みっこ無しだね

必ず戻ると約束した 君の後ろ髪が閃光に熔けゆく
目醒めた景色は暮れ時の黄昏
ああ 君もこの焼けるような薄暮空をみてるだろうか

望むことなく訪れた非日常
項垂れる僕に はじまりを告げて嘲笑う
比べられないものを比べる 正解なんて必要ない
後戻りの道はどこにもない

誰かの為にだとか 双眸に見えない憧憬とか
そんな朧気なものに縋って戦うなら
すべては嘘と教えてあげる

あの日に誓った僕の想いは
やり場のない聲とともに融けゆく
目醒めない夢をみれたならどんなに
よかっただろうと嘆く君が
僕にみえた

すべては譲れないものだから
ひとつの奇跡を生き抜いてく
君とともに選び掴んだ奇跡を
強く握った手の果敢なさは忘れて
堕ちてくように君と歩む
息を止めて




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

翻弄

閲覧数:236

投稿日:2013/11/09 09:16:57

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

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