ジャケット

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「夜と幻」 inst

答え無い日々の問いに乾いた明日を見た
気づけば、とうに咲き終えた花
別れはいつも想いを残して消える
夜のように

浮かんだ月の例えを「まるで心」だと言う
いずれは影に隠れていく、と
鮮やか夢も、窓辺の朝も
肌に触れただけの恋も

思い出せないほど古い日の細やかな事でさえ
滲んだ瞳のまま
言葉にならないなぁ

いつかは伸びきる背と髪が
私をかたどる傷になる
洗い流す涙が染みて痛いんだって
もう、春なのに

真夜中、海の匂いを微かに纏わせた
あすがれの波と、揺れ立つ羽と、情けない話
厭いのその息づきも沈めてしまうよ

このまま伸びきる背と髪が
私をかたどる傷になる
洗い流す涙が染みて痛いんだ
まだ?

淡い陽が夜を攫って
私ごと幻に変えた
色に染まる花の可憐さにも笑えないんだ
もう、お終いね

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投稿日:2017/05/04 15:48:27

長さ:04:56

ファイルサイズ:5.6MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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