この話に終わりを告げた

君は僕を愛していただろう

僕は君を愛していた

君を信じていた



傷口を重ねて

確かめたのは



キスを重ねた別の人




冷めた目で見つめる癖に
どうしてこんなに腐った愛を謳うのか

僕は知らない

知らない筈の君の君だけの居場所



君だけの世界に愛は無いのだろう?

愛した別の生き物


窓の外の幻覚

苦しんだ君の心臓


抉り出せば
きっと僕は救われる


君だってそうだろう


もう隠さずに罪を償えるのだから



君は泣いた

他人の前で泣いた


僕に涙は見えない

それは僕のための涙じゃないのだろう?


しがみつくのも別の人


見せかけた愛の形

君がナイフを置けば



もう恋の終わり



振り返らず行ってしまえば


僕の後ろの人にも気付かない筈だった


もう隠さない


走る君の後ろ姿に

小さく誓った




もう振り返らない背中に
僕の背を見せて


もう騙さない



さようなら
僕の善意

さようなら
僕の太陽

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

太陽

閲覧数:139

投稿日:2010/08/28 23:08:00

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

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