黄昏時に忍び寄る 影は怖い
だからいつものように歌を聞かせて 柔らかな声で

真っ白な風船 ぷかり浮かぶお月様のよう
ゆらゆら風に揺られ まるでわからない未来みたいだね

ぽつり、ぽつり
降り注ぐ夢は 雪のように透明
ぽつり、ぽつり
不安になった時は 私が温めてあげる


一人歩いた帰り道 息は白い
だからいつものようにボタンを押した 声が聞きたくて

真っ黒な夜空は 置いてけぼりにされた気がして
ふわふわ風に吹かれ どこへ行けばいいかわからなくなる

ひらり、ひらり
巡り出す五線譜(時)は とても早く駆け足
ひらり、ひらり
震える手を握るわ 涙は受け取ってあげる


鮮やかな星虹 縮みこんだ心の音色は
そよそよ風に乗って 少しずつでも彼方(先)へ奏でたいよ

ぱらら、ぱらら
降り注ぐ夢は 明日へ続いてるから
ぱらら、ぱらら
私は信じてるよ 君なら出来る信じてる

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たそがれどきにしのびよる かげはこわい
だからいつものようにうたをきかせて やわらかなこえで

まっしろなふうせん ぷかりうかぶおつきさまのよう
ゆらゆらかぜにゆられ まるでわからないみらいみたいだね

ぽつり ぽつり
ふりそそぐゆめは ゆきのようにとうめい
ぽつり ぽつり
ふあんになったときはわたしがあたためてあげる


ひとりあるいたかえりみち いきはしろい
だからいつものようにぼたんをおした こえがききたくて

まっくろなよぞらは おいてけぼりにされたきがして
ふわふわかぜにふかれ どこへいけばいいかわからなくなる

ひらり ひらり
めぐりだすときは とてもはやくかけあし
ひらり ひらり
ふるえるてをにぎるわ なみだはうけとってあげる


あざやかなせいこう ちぢみこんだこころのねいろは
そよそよかぜにのって すこしずつでもさきへかなでたいよ

ぱらら ぱらら
ふりそそぐゆめは あすへつづいてるから
ぱらら ぱらら
わたしはしんじてるよ きみならできるしんじてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ゆらゆら

寒い今の季節は、より一層切迫感で焦ってばかりになりがちだよね。

ありそうでなかった、頑張ってる受験生へ向けた雰囲気優しげな応援ソングです。
ただ一口に受験と言っても、入学試験だったり卒業試験だったり、資格取得試験だったり色々なので、それっぽい何かだと思ってもらえれば。

Aメロ、Bメロは「僕or私」視点の不安にゆれる弱音。
サビはそれを受け取った「ミク」からのメッセージ。

頑張ってる君へ。
たまに不安になった時、疲れた時は、わたしが温めてあげる。

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≪補足:星虹について≫
星虹(せいこう、starbow)とは、光速近くで移動する宇宙船から星空を眺めると、ドップラー効果と特殊相対性理論の効果によって、星の見かけの位置が進行方向前方に移動し、進行方向を中心とした同心円状に星の色が変化して虹のように見える、といわれている現象である。英語のスターボウ(starbow)は、雨が作る虹rainbowから、星が作る虹という意味で作られた造語。また星虹は(以下略

wikiに書いてありますが要約すると、
本来ただの散らばってるだけの星がある一定の条件を満たした時のみ、星の色が変化して虹となって見える現象のことです。
通常の雨粒の虹じゃなくて、文字そのままに不思議な星の虹が見えるようになるそうです。
同一の空を見ていたとしても条件を満たしていないと、例えば私は見えてるけど、すぐ隣にいる人は見えないこともある?らしいです。

光や音のとらえ方は人によって違う

見えている物聞こえている物が同一の物体であったとしても、自分と他人とではまったく別の物だと認識できる

この歌が誰かの心に鮮やかに響けばいいな

と言う願いが込められています。

※ちなみに現時点では肉眼で観測することは不可能といえる空想科学上の現象と言われているらしいです。人の心は当たり前だけど目に見えないよね、でもこの曲が届けばいいな、と言う意味もここに込められています。

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投稿日:2010/11/13 00:16:39

文字数:886文字

カテゴリ:歌詞

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