雨降りの午前4時
二人きりの遊歩道で
染み付いた冷たさが
心も全部抑え込んだ

朝焼けはまだ来ない
何も知らずに進む雲
幾度目の空見上げ
1つきりの願い事した

頬を伝う雨を拭いもせずに
傷付けない言葉選びながら
声を紡ぐ君がスローモーション
何もかもが掻き消されてしまいそう

弱い私なんか見ないで
止まれ涙、時間、全部
君が背を向けてる間に
隠してしまうから

止んだ雨と閉じた世界が
やけに悲しく見えだした
水溜まりが顔歪ませて
泣き虫作ってる


土砂降りの午後6時
君のいないいつもの道
慣れた足取り揺れる
拭えない孤独は初めて

胸に刺さる棘は抜ける事なく
ぎゅっと絡み付いて離れなくて
行き交う人混みはスローモーション
もういっそ止まってしまえばいいのに

薄く光を灯しながら
泣いて、怒り、笑い合った
暗がりに向けたその目には
何を映してたの

褪せる日々と閉じた世界が
痛む胸を強く握る
水溜まりが顔歪ませて
何も見えなくなる


ぽとりぽとり 落ちては
心を打ち付け沈ませる
ぷかりふわり 残され
手を振ることもできなかった


巡る日々は私を残し
意味を失くす、想い心
君に背を向けてる間は
まだ泣き虫のまま

止んだ雨と明けた世界が
君をどこかへと隠した
空回る右手泳がせて
雨上がりを歩く
君に背を向けて


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Rainy

雨上がりの空はまだ泣いていた。




作曲師様、絵師様等々を募集しています。
どうぞ宜しくお願い致します。

閲覧数:143

投稿日:2012/03/23 14:46:03

文字数:569文字

カテゴリ:歌詞

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