胸に大きなリボンをつけて 私は今日もどこへ行くの
人々があふれるこの街で 寂しさを抱えてたっていた

突然降り出した雨に隠れて 少しだけ小さく俯いた
匂い立つアスファルトや色づいた 紫陽花で世界が踊りだす


6月の雨に視界が霞む 不意に君を感じていた

呼吸ができないほど 思考は雪のように痛く
振り向いて振り向いて 探すよ

近くに今いるはずなのに 声が聞こえたはずなのに
寂しさよ悲しみよ いえてく



教室の窓から 見上げた先に 未来なんてものは 見えやしない
肘ついて黒板を写して 影が落ちるノート進まない

偶然だなんて思ってもいたよ 小降り雨 公園の片隅で
雨宿る 俯いたその髪 光る粒のようきらめいた

深い霧が晴れてゆく刹那 ふれあった戸惑いが走る

からかい呼び合えるように 甘えて拗ねてみた季節を
繰り返し繰り返し 求めて

ありったけの勇気を絞って 泣き出しそうな心を紡いで
嬉しさよ愛しさよ ひらいて


このまま 時が止まれば 誰も傷つかないけれど
通り道 回り道 しながら

一ずつ近づいてゆく 日々を感じて生きたいの
躊躇いも後悔も 抱えて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

PEARL

閲覧数:124

投稿日:2017/09/10 19:04:36

文字数:487文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました