1、
眩む視界の先
君を見つけたんだ
夏の夕暮れ時にいた君
よく金網よじ登って遊んだね
だけど、僕はそこから落っこちちゃった
傷だらけの僕が見た者は・・・
悲しみや痛みじゃなく、友人だと思っていた
そのはずの人物が悪魔だった
ねぇ、夢だよね?と心は波打った
2、
悪魔はにやりとこちらに笑みを向けた
不幸だ不幸だと嘆き続けた
周りはもう、ネガティブの渦に呑まれてる
そんなの嫌だ!まさか心まで消えるの?
不細工な人生だったなと息を止めてしまいたい
クラッシュしたかった人生
遥か未来生き延びたかったのに・・・
嫌だよ・・・イヤだよ・・・
悪魔はひっそりとまた笑う
3、
悪魔は囁く
「今なら楽になれるよ」
楽を選ぶ?それとも生きて楽しむ?
「どうしても僕は生きたいんだ」
悪魔は舌打ちしてぼやけてゆく
夢は瞬く間に消えてゆく
そこに居たのはキョトンとしている君
何事も内容に振舞う僕
疲れた、なんてならないように楽しもうかな
4、
だけど、次から次へと悪魔はくる
「あきらめなよ」僕は震えあがる
こんなことでいいのかな
もう僕が居なくても良いのではないか?
本当は君もつまんないんだろう?
テストだって君より低い
背も低くて顔なんて君の方がずいぶんといい
要するに君はもてていたんだ
「もう、おわりにしてもいい・・・かな・・・」僕は思ったのだ

「最後の足掻きを見せてみろ」
悪魔は余裕ぶてる
僕は汗ばみ続ける
生きるのとどっちがいい?
生きても所詮不細工な人生
「でも・・・後悔はしたくない」
僕はあざ笑っていた悪魔たちに言った
「ふざけるな!お前は終わりなんだよ!!」
だけど僕は悪魔に睨み付けて悪魔は去っていった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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白昼夢

夏のある日の話・・・ちょっと眩んだ先の話です

閲覧数:154

投稿日:2014/11/01 15:11:26

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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