とある夏、キミは僕にこう言ったんだ。
「海の朝日を見に行こう」
そんな、一夏の思い出-メモリー-
内緒で準備した大荷物
大きめのバッグに詰め込んで、
午前五時始発の鈍行に
乗り込んで目指すのは遠い海
キミが見せた一枚の写真。
たった一つの手がかりを手に
僕たちは列車に揺られ
進んでいく。
見慣れた町並み、風に乗って流れてく。
キミは楽しそうで。
列車の窓から、夏風が吹き込む。
トンネル抜けたら、ほら。
反射する極光。
無人改札抜け足早に 進んでく
キミの背中を追いかけて。
「どこに行くの?」「まだ内緒!」そんな風に
楽しそうなキミが言う横顔、笑いながら見ていた。
神社の境内突っ切って、
森の中入って、獣道。
セミの音せせらぎの音 耳に残して、
次の瞬間光が
目の前に溢れて、僕の視界埋め尽くした。
海の音、風の音
小高い丘でキミは言うんだ。
「キミはここで、私がなんて言ったか覚えてる?」
思い出した。
夏空澄んだ青 無限に広がる空
キミの言葉は、僕の心にリフレイン。
「思い出したよ、キミが言った言葉全て」
もう一度始まる僕たちのメモリーズ。
止めどなく、溢れてく。
途切れることのない。
二人だけのメモリー。
最後に僕はキミに言うよ
「忘れ物、もう無いよね」
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