枯葉香る 紅い街 石畳に
雨上がりの 犬矢来 路地を一人で

風が髪を撫で 巡った
季節に
坂の上の店 去年を
思い出す・・・

あたしが泣いたのは あなたが悪いわけじゃない
あなたに恋をした あたしがなぜか悔しくて

指輪が外せない 忘れる事も叶わない
あなたの亡霊が インクのように染みたまま

佇むのは枯山水 沈んでゆく
抱かれるような 鐘の音に 瞳を閉じて

鶯の床を 踏みしめ
渡れば
すれ違う人の横顔
面影が・・・

愛して愛された 夢かうつつか幻か
引きずるくらいなら このまま消えてしまいたい

心でもがいても あなたのいない蜘蛛の巣で
惨めに朽ち果てて すべてを終えてゆくならば

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

枯山水

終わったはずの恋なのに、あなたの残した亡霊が、わたしの心の奥底に、インクのように染みてゆく・・・

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投稿日:2014/09/07 11:35:16

文字数:298文字

カテゴリ:歌詞

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